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なかなか売れない家(不動産)の値下げのタイミングは

 

遺品整理を行っている家などで、お客様から「今家を売りに出しているんだけどまだ売れないのよ」という話はよく聞きます。

では、なぜ売れないのでしょうか?

一般的に売れない理由は価格が高いからです。

不動産には相場があります。5000万円が相場の不動産を6000万円で売りに出しても売れません。

通常、不動産業者は相場の10%前後高い金額で売りに出して、2~3週間様子をみて、お問い合わせや、内見希望が無いよう

ならば、売主と相談のうえ売り出し価格の見直しを行います。3000万円台の物件でしたら100万円~200万円の値下げ

で割安感が出ると思います。

しかし価格を下げても、問い合わせや内見希望が無い場合、物件そのものが買い手側から見て魅力がないと考えられます。

このような人気のない物件は、売却までに時間がかかり、さらに価格を下げたから売れるものでもありません。

時間との勝負になることは覚悟しておいた方がいいでしょう。

 

孤独死のあった家の売却

 

最近新聞やテレビなどで、一人暮らしの高齢者の方の孤独死がよく取り上げられます。

私たち遺品整理業者にも、孤独死があった家の遺品整理の依頼があります。

孤独死でも死後2日~3日前後で発見されてるのか、それとも長期間発見されなかったのか、によって家を売却する場合変わって

きます。

死亡してから長期間発見されず腐乱したような場合、「心理的瑕疵物件」とも言われ、売主は買主に対して告知しなければ

なりません。同様に不動産業者などは知り得た事項を説明しなければならず説明義務違反となります。

死亡してから長期間発見されなかった場合、家の売却は当然のことながら、売買金額も通常の相場価格よりも大幅に減額さ

れることは免れません。

 

 

 

 

 

 

 

 

一人暮らしで配偶者や子供がいない方の遺品整理

 

最近、一人暮らしで亡くなられた方の遺品整理が多くなってきています。

依頼者の方にお話しを聞くと、配偶者もいない、子供もいない方がほとんどで、依頼者の方は亡くなられた方の兄弟だったり

甥や姪、親が離婚した子供だったりいろいろですが、みなさん相続人のかたがほとんどです。

被相続人に金銭などの財産があればいんですが、何もないと遺品整理の代金はもとより、亡くなられた方の後始末にかかる

すべてが相続人の負担となってしまいます。

これから少子化で超高齢化社会に進んでいく中で、遺品整理は自分には関係ないと考えている方でも、兄弟姉妹や、叔父さん

叔母さんの遺品整理をしなければならなくなるかもしれません。