• トップへ
  • はじめての方へ
  • 料金について
  • 流れについて
  • お客様の声
  • よくある質問
  • 会社概要
  • お問い合わせ

特殊清掃現場における消臭方法

 

特殊清掃現場における消臭方法は、現在薬品による消臭とオゾン消臭が主流となっています。

薬品については、次亜塩素酸ナトリウム、二酸化塩素、亜塩素酸ナトリウム、電解水があげられます。

薬品による消臭作業は、臭気成分に直接吹きかけるので、瞬間的消臭効果が期待できますが、時間の経過とともに、消臭自体も

効果が低下し、消臭剤の保存状態によっても、消臭剤の成分における効能・効果が薄まってしまうことがあります。

また、気体消臭と違い、液体消臭剤を吹きかけていない部分には効果がありません。

これにたいして、オゾン消臭は、気体として発散されるために、部屋全体を消臭することができます。

しかし、必要以上に吸い込むと、人体に悪影響を及ぼすために、使用場所、条件などを十分に考慮しなければなりません。

 

孤独死現場に潜む危険

 

孤独死のあった現場、みなさんなかなか入ることが無いと思います。。マンションの管理人さんやアパートの大家さん、不動産管理

会社の人たちは入らなければならない場合もあるかもしれません。できれば入りたくないものですが、どうしてもなってしまいそう

な場合、けして無防備で入ってはいけません。

ドアを開ける前から異臭が漂う場合はなおさらです。腐敗液による濃度の濃い異臭を吸い込み倒れてしまったり、故人がC型肝炎

の感染症を患っていた場合など、不用意に体液に触れて同じ感染症になってしまうこともあります。

さらに、自分が感染症にならなくとも、そのまま自宅に帰り、家族や子供たちに危険が及ぶかもしれません。

自分の身を守るのは当然ですが、その後の自分の行動が他の誰かに影響を与えるかもしれないことを、常に考えておかなければなり

ません。

 

 

 

孤独死でご遺体の引き取り手が無い場合

 

孤独死で発見された場合には、死因が不明なので警察が入り検死に回ります。そして、身元を調査して、まったく身寄りの無い方

や身元不明場合には、「行旅病人扱行旅死亡人取扱法」という法律に基づいて、各自治体にその施行細則・規則があり、これらの

法令に基づいて、自治体の職員によって火葬の手続きがされます。葬儀は行わず火葬にするだけです。

身の回りの遺品も一定期間遺骨とともに自治体の施設に保管されます。保管期間は自治体により異なります。

その後無縁塚と呼ばれる合葬式の納骨所に埋葬されることになります。

親族や身寄りもない方や身元不明ですので、残った財産も相続人がいないので国庫に帰属することになります。