自治体の後見申請急増
2015年4月5日 7:22 PM
【カテゴリ】成年後見制度
2015年4月5日朝日新聞朝刊からの一部引用です。
身寄りのない認知症のお年寄りらの財産や生活を守るため、市区町村長(首長)がやむなく家庭裁判所に「成年後見」を
申し立てた件数がこの5年で2.3倍に急増。
背景には、身寄りのない認知症高齢者の増加や、自治体が親族に申し立てを促しても親族から拒否されるケースが増加して
るようです。
しかし首長申し立てにはノウハウが必要で、手間もかかるため、自治体によってかなりのばらつきがあり、本来成年後見が
必要な方の数パーセントセントしか対応できていないのが実情のようです。
親族がいながら申し立てを拒否されるというのは、家族の繋がり弱くなってしまったということでしょう。
申し立てを必要な人が自ら手を上げることはできません。地域社会が一体となって支援の必要な人を救い上げるネットワーク
が必要でしょうね。