居抜き
2015年3月28日 6:44 PM
【カテゴリ】不動産賃貸借
「居ぬき」ってみなさんご存知かと思いますが、前のテナントが内装、造作、設備などを残したままの状態です。
同業種でしたら簡単な手直しですぐに開店することができます。また飲食店などでは食器類などもそのまま使用
できる場合もあります。
店舗などの賃貸借契約では、テナントが退出する際に内装などの解体工事、現状回復工事を行い、スケルトン状態
(コンクリート打ちっぱなしの状態)にして明け渡すことになっています。しかし次のテナントが同業種でしたら
、解体の無駄を省いて有効活用することが可能となり、オーナー、借主ともにメリットです。
しかしデメリットもあります。
居ぬきで引き継いだ設備が目的に合っていなかったり、内装のイメージが合わなかったりすることもあります。
前のテナントの評判が悪かったり、営業不振で廃業したのであれば、同じ業態で営業することのリスクにもなります。