2015年4月25日 7:41 PM
【カテゴリ】相続
法定相続分とは、民法で定められている相続の割合の目安で、それに対して遺留分は、遺言があって、自分がもらえる割合
が著しく少ない場合、最低限もらえる割合のことです。
遺言がなければ必ず法定相続割合で分けなければいけないかというとそうではありません。遺産分割協議で自由に分け方を
決められます。あくまで目安の割合です。
遺留分は一定の相続人が一定割合を相続できるんですが、遺言があることが前提となります。遺言がなく遺産分割協議となった
場合は、遺留分は関係ありません。
遺留分は自分がもらえる割合が少ないことを知った日から一年以内に「遺留分減殺請求」をしなければもらえません。
法定相続分は相続人は誰でも持っているんですが、遺留分は配偶者、直系尊属(親など)はもっていますが、兄弟姉妹
にはありません。
2015年4月23日 7:17 PM
【カテゴリ】相続
二次相続とは、妻または夫の死後(一次相続)、残された配偶者が死亡したときの相続をさします。
一次相続が発生したときに、とりあえず配偶者にすべて相続させるケースは多くありますが、二次相続の対策を
考えている人は少ないのが現状です。
一次相続は財産の大半は夫のものの場合が多く、夫が先に亡くなったい一次相続は妻がすべて相続するために
もめることはないんですが、その後の二次相続までの妻の生活や相続対策を考えると、一次相続の遺産分割が理
想的でなかった、思うことがあります。
夫が先に亡くなった場合は、財産の少ない妻のこれからの生活を考えて遺産分割をしなければなりません。
妻が先に亡くなったった場合は、夫は自宅などの財産や生活費を持っていますので、二次相続対策を考えて
遺産分割をしなければなりません。
2015年4月21日 7:44 PM
【カテゴリ】相続
相続が発生した場合、誰に相談したらいいのかみなさん悩むと思います。みなさん思いつくところでは弁護士が第一に
あげられると思います。
弁護士は争いが生じた場合とそうでない場合、また財産額によって報酬は違います。争いが生じた後は弁護士に頼むしかあり
ません。
税金の相談は税理士ですが、税理士法人などでは、相続税の申告から相続登記まですべて引き受けるところもあります。
このようなところは、相続登記は提携してる司法書士が実際は行うんですが、お客様は税理士と司法書士の二か所に相談
に行く必要がありません。顧客獲得のために行っていることです。
同じようなことは、弁護士や司法書士なども行っています。
登記の手続きは司法書士ですが、遺言書の作成も行っています。
また、あまり御存知ないかもしれませんが、信託銀行で遺言の作成や、遺産整理業務を行っています。多くの資産をお持ち
の方は資産管理で利用されていますが、紛争になってしまった場合は弁護士の対応となります。
相談する内容により相談先はことなりますので、よく調べてみてから相談しましょう。